沖縄県外国人雇用の現状
県内で働く外国人労働者の数は1万4000人余りとこれまでで最も多いことが、沖縄労働局のまとめで分かりました。
沖縄労働局のまとめによりますと、去年10月末時点で、県内で働く外国人労働者の数は1万4406人と、前の年の同じ時期に比べ2677人、率にして22.8%増加しました。
また、外国人労働者を雇用する事業所は3029か所で、前の年より278か所、率にして10.1%増えました。
沖縄県(2013年~2023年)外国人労働者推移
外国⼈労働者数の増減率を前年⽐でみると、
令和3年(2021年)は2.7%減少
令和4年(2022年)は11.7%増加
令和5年(2023年)は22.8%増加
少子高齢化の影響で
今後も増加すると推測します
外国人を雇用している事業所数及び外国人労働者数は、2007年に届出が義務化されて以来、2023年過去最高を更新しました。
出典:厚生労働省沖縄労働局「外国人雇用状況」を基に作成
① 2016年~2023年:令和6年(2024年)1月「外国人雇用状況」の届出状況まとめ
② 2012年~2015年:令和2年(2020年)2月「外国人雇用状況」の届出状況まとめ
(外部リンク:厚生労働省 沖縄労働局)
沖縄県 国籍別外国人労働者の割合
ネパールは「2013年・311人」から、「2023年・3,428人」と
10年間で約11倍に増加しました。
国籍別にみると、ネパールが外国人労働者全体の23.8%と最も多く、
次いでベトナムが15.3%、インドネシアが14.6%の順となっています。
出典:厚生労働省沖縄労働局 令和6年(2024年)1月「外国人雇用状況」を基に作成
(外部リンク:厚生労働省 沖縄労働局)
沖縄県 産業別外国人労働者の割合
出典:厚生労働省沖縄労働局 資料を基に作成
① 2023年:令和6年(2024年)1月「外国人雇用状況」の届出状況まとめ
② 2014年:平成 27 年(2015年)2月「外国人雇用状況」の届出状況まとめ
(外部リンク:厚生労働省 沖縄労働局)
沖縄県(2012年~2022年)留学生の就職状況
出典:法務省入国管理局 留学生の日本企業等への就職状況を基に作成
①2017年~2022年:出入国在留管理庁,令和5年12月,「令和4年における留学生の日本企業等への就職状況について」,P17
②2013年~2026年:出入国在留管理庁,平成30年10月,「平成29年における留学生の日本企業等への就職状況について」,P18
(外部リンク:法務省 出入国在留管理庁)